Blogブログ

2021.03.08

観点

どなたからの声を聞きますか?

どんな健康の話も、どんな自己啓発の話も、どんなビジネスの話も、

 

一般的に『誰から話を聞くか』で、その方の行動が変わります。

 

技術力とか、愛想とか、実は二の次だったりします。

 

 

 

特に足や靴でお困りの方って、ちょっと偏った思考が多いかな、って感じます。

 

 

 

んー例えば、パン屋。(パティスリーでも、カフェでもいいんですけど)

 

例えば同じ”パン”でも、お店によって、ちょっと違ったりしません?

 

メロンパンとかってどのパン屋にもあるけど、

 

サクサク感が違ったり、

 

クリームがあったりなかったり、

 

いろんなメロンパンがありますよね。

 

 

 

そのお店の個性ともいいますか。

 

「パンだったらどこでもいいわ〜」

 

なんて方もいらっしゃるかもしれませんが、

 

大抵は、”お気に入りのパン屋”はあると思います。

 

で、ん〜と思うお店があったとしても、そこはそこ。

 

パン全てが嫌いになることはなかなかないと思います。

 

お気に入りのお店はお気に入りのお店って感じで区別すると思います。

 

 

 

でもね。

 

足や靴の世界は面白いですよ。

 

「靴を販売してます」

 

となったら、どこで買っても同じ靴を販売していると思われます。

 

 

 

「インソールを作ってます」

 

となったら、どこも同じ作り方、または同じような感じ(結果)になると思われます。

 

 

メガネで4〜5万円は普通なのに、

 

靴の4〜5万円はめっちゃ高く思われます。

 

 

最初に行ったお店の印象によって、

 

2店目以降のハードルが上がったり下がったりします。

 

 

何店舗も行って、どこもお困りごとを解決できなかった場合は、

 

慎重になるのもわかりますけどね。

 

 

足や靴のスペシャリストは全国あちこちにいらっしゃいます。

 

欧米に比べたら、全然少ないですけど。

 

 

しかし、残念なことにそのようなプロに当たらず、

 

足や靴に対して偏見を持ってしまうのは本当に残念に思います。

 

 

どんなセミナーやカウンセリングは料金がかかるもので、

 

私も当初はカウンセリング料を有料にしてました。

 

 

でも、足や靴に関しては認識のズレがまだまだあるので、

 

しばらくは無料、、、

 

と言いたいところですが、【デポジット】という形で対応したいと思います。

 

※【東区】のみ、無料対応いたします。

 

「カウンセリング料」について

 

 

レンタルで場所をお借りしておりますので、

 

先方にもご迷惑をおかけしてしまいます。

 

何卒ご了承くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

日本で、なかなか足や靴のプロが育たないのは、

 

そんな文化もあるんだと思います。

 

見えないところの努力や勉強量といったところが考慮されないなど。

 

 

 

全国にいる”ただの靴屋ではない僕ら”は、

 

シューフィッティング技術のみならず、

 

靴の構造は当然で、

 

足の医学的知識も学びます。

 

厚生労働省に認可された専門学校があるくらいです。

 

塾のような短期間の授業ではありません。

 

少なくても1年です。

 

 

 

ちなみにドイツでは、健康診断などの検診では足の検診もあります。

 

幼児の足の検診も国の政策であります。

 

それは足病医(膝から下の専門医)が検診します。

 

で、一般人のシューフィッティングレベルは、

 

日本のシューフィッターと同等だと思います。

 

実際に現地に赴き、街を歩いているだけで、フィット感は分かります。

 

 

 

 

病院の近くには薬剤師がいる調剤薬局があります。

 

そして最近の日本では眼科医と眼鏡屋さんがセットになってますね。

 

 

 

わたしの夢と言いますか、ミッションとしては、

 

足や靴の業界も本当は足病医と靴屋(プラスインソールの製作)をセットにしたいんですよね。

 

それを日本全体で当たり前にしたい。

 

海外(特に米国)で足病医の免許を取った日本人が日本で活動できないのは、

 

日本の医師免許がないから。

 

日本の医師免許を持っていれば、医療行為ができるんだけどね。

 

 

私が生きている間に、後世に何かひとつ遺すことがあるとすれば、

 

このあたりの「制度」に関することかな。

 

 

もっと、足を大切にしましょ。

 

そして、足の偉大さ、寛大さに感謝しましょ。