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2020.11.02

修理・調整

靴底のスタッドレス化。

今年は冬底のご注文が多いですね。

素材が足りなくなったので買い付けへ。

 

その名も『シバレンソール』

 

北海道弁でシバる→凍る、らしい。

ということで、シバれん→凍らない、となる。

 

ゴムが凍ると滑りやすくなるので、そのゴムがどんなに温度が低くなってもゴムとしてのパフォーマンスが変わらないのであれば、滑らないことになります。

 

ということで、ご注文の靴底加工をしました。

元々こんな感じの靴底(ウレタン底)

 

靴底を削って、プライマーなど(下処理剤)を塗布して、ボンドを塗布。素材により、下処理剤は変わりますので、間違えないように〜。

 

ボンドを塗布したら、乾燥させます。シンナーを揮発させる必要があります。

 

 

しっかり乾燥させたら、アクティベート(温める)させます。専用の温める機械があるので、それで温めて、接着させます。

 

接着させたら、周りを整えて、完了です。

 

 

車のタイヤをスタッドレスにするなら、靴底もスタッドレスにすべきでは?と思ってしまうのは私だけでしょうか。

 

 

靴底の素材や形状にもよりますが、基本的に一日作業時間があれば完了します。

冬道でも安全な状態で歩きたいですね!