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2017.11.02

小児靴の重要性。

何気なく外出すると、お子さんとお母さんが手を繋いで歩いてる姿は平和を感じます。微笑ましいですね。しかし、私がこの仕事をしているせいでしょうか、お子さんの気になる行動をよく目にします。
 

お子さんの気になる行動とは?

 
それは、『すぐ座る』『すぐにおんぶや抱っこをしたがる』です。
 
「すぐ甘えちゃって可愛いじゃないですか〜」と思うかもしれませんが、これ、結構危険かもしれませんよ。
 
というのも、これは『足と靴が合っていない』可能性があるからです。子供は大人と違って我慢ができません。だからと言って言葉にできません。だから行動に表れるのです。その行動を紐解くと「あ、そういうことか〜」と納得いただく方が多いですよ。
 
実際このようなことがありました。
 
当時3歳で、無口で表情もそんなに変えないクールな女の子の靴選びをした時のことです。お子さんは成長するので、毎回足を計測をしてから靴を選びます。
 
何足か靴を試しに履いて歩いてみるのですが、その女の子はわかりやすかったですね。なぜわかりやすかったのかというと、靴を履いて立つと、”こくっ”と頷くのです。靴を履いて、いつもと違って立ちやすい、足が楽、って思ったのでしょうね。
 
そしたらスタスタ歩き始めるんですよ。そしたら、私は「これだな」と思うわけです。その子のお母さんは、「靴を変えた途端、すぐに抱っこ〜とかせがまなくなってきたんですよ。」と。
 
そうなんです。
 
私は思いました。子供は言葉にできない代わりに行動で示してくれるんだな、って。だから親御さんはスマホやテレビばかり見ていないで、子供の行動をよく見てほしい。そう思いました。
 
いつもと違った変化を見つけることができたら、それは子供が成長している証拠で、着ているもの、身につけているもの、その他住環境を変化させないといけないサインなのかもしれません。靴はその中の一つです。
 
靴が合わず、歩かないでいると、運動量がグッと減ります。その状態が長期間続くと、体力、スタミナなど運動能力の低下が懸念されます。体力が落ちると集中力なども落ちますので、忍耐力も落ちます。落ち着きがなくなったりすることも出てきます。
 
たかが靴だけで!と思うかもしれませんが、靴一つでこれだけの負の連鎖が続くのです。
 
生まれた時は、先天性のものがない限り、足は通常左右同じサイズです。成長とともに運動量や足に合っていない靴を履いていたり、生活の中での動きの癖などで、足のサイズに差が生まれてきます。これが左右差の実態だと考えています。
 
長い期間かけて、じっくりじっくり蝕んでいくのです。大人になってから困るようになります。大人になってからが人生で長いので、小さい頃のうちに正しく合ったものを身に付けるようにしましょう。子供の頃の習慣が大人になっても自然と表れます。
 
その方を観察すると幼少期はこんな生活をしていたんだろうな〜と予想できるわけです。本人にとってはそれが『普通』のことなので、気にしないのです。
 
ドイツをはじめ、ヨーロッパの靴文化の国々は足に合った靴を履いてる方がほとんどです。とにかくよく歩くし、歩くスピードがとても速い。中にはオシャレを優先して足を痛めている方もいらっしゃいますけどね。
 
すぐにおんぶや抱っこをせがんでくるお子さんがいらっしゃる場合、まずは靴が合っていないんじゃないか?と考えてみてはいかがでしょうか。